神聖ローマ帝国の国名が「嘘」「矛盾」と言われる理由

神聖ローマ帝国の嘘と矛盾

神聖ローマ帝国は「ローマ帝国の継承者」と名乗りながら、実際にはローマとほとんど無関係なドイツ中心の国家だった。また「神聖」とされつつも、教皇と皇帝はしばしば対立し、教会の統一を守るどころか戦乱の火種ともなった。帝国と名乗りながら分権的で統一性に欠けており、理念と実態のあいだに大きな矛盾を抱えていた。

神聖ローマ帝国の国名が「嘘」「矛盾」と言われる理由